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ウェスレイ・スナイデル

サッカー

 

概略

Wesley Sneijder • Best Moments
国籍 オランダの旗 オランダ
生年月日 1984年6月9日(35歳)
出身地 ユトレヒト
身長 170cm
体重 72kg

 

ポジションはミッドフィールダー(オフェンシブハーフ、センターハーフ)。

 

利き足は右。

 

2000年代オランダを代表するスタープレーヤー。

 

バロンドールを獲得できなかった悲運の選手。

 

所属した異なるリーグの4チームで、リーグ戦、カップ戦での優勝を経験している攻撃的ミッドフィールダー。

 

インテル・ミラノ時代の2009-10シーズンにはインテルの中心選手としてUEFAチャンピオンズリーグ優勝を含む3冠達成に貢献。

 

オランダ代表では同国代表最多出場記録の保持者であり、2010 FIFAワールドカップでは大会最多タイとなる5得点を挙げオランダの準優勝に貢献した。

 

獲得タイトル

クラブ

アヤックス・アムステルダム
・エールディヴィジ:1回 (2003-04)
・KNVBカップ:2回 (2005, 2006)
・ヨハン・クライフ・シャール:3回 (2002, 2005, 2006)

レアル・マドリード
・リーガ・エスパニョーラ:1回 (2007-08)
・スペインスーパーカップ:1回 (2008)

インテルナツィオナーレ・ミラノ
・コッパ・イタリア:2回 (2009-10, 2010-11)
・セリエA:1回 (2009-10)
・UEFAチャンピオンズリーグ:1回 (2009-10)
・イタリアスーパーカップ:1回 (2010)
・FIFAクラブワールドカップ:1回 (2010)

ガラタサライSK
・スュペル・リグ:1回 (2012-13)
・テュルキエ・クパス:1回 (2013-14)
・スュペル・クパ:1回 (2013)

個人

・アムステルダム年間最優秀若手選手賞:1回 (2003)
・オランダ年間最優秀若手選手賞:1回 (2004)
・アヤックス年間最優秀若手選手賞:1回 (2004)
・アヤックス年間最優秀選手賞:1回 (2007)
・UEFA欧州選手権 大会優秀選手:1回 (2008)
・UEFA欧州選手権 大会ベストゴール:1回 (2008) (グループリーグ初戦、フランス戦)
・UEFA最優秀MF:1回 (2010)
・FIFAワールドカップ アディダス・シルバーボール賞:1回 (2010)
・FIFAワールドカップ アディダス・ブロンズブーツ賞:1回 (2010)
・FIFA年間ベストイレブン:1回 (2010)

 

経歴

Sneijder Skills, goals and passes
クラブ
クラブ 出場 (得点)
2002-2007 オランダの旗 アヤックス 126 (43)
2007-2009 スペインの旗 レアル・マドリード 52 (11)
2009-2013 イタリアの旗 インテル・ミラノ 76 (13)
2013-2017 トルコの旗 ガラタサライ 124 (35)
2017-2018 フランスの旗 ニース 5 (0)
2018-2019 カタールの旗 アル・ガラファ 22 (15)
通算 405 (117)
代表歴
2000-2001 オランダ U-17 6 (2)
2001-2002 オランダ U-19 8 (3)
2003 オランダ U-21 1 (0)
2003-2018 オランダの旗 オランダ 134 (31)

 

クラブ

 

ユトレヒトで祖父、父もプロ選手であったというサッカー一家に生まれた。

 

兄(ジェフレイ)、弟(ロドニー)と共にサッカー選手を志し、1992年にアマチュアのDOSというクラブからアヤックスの下部組織に入団。

 

2002-03シーズン、2002年12月22日のエクセルシオール戦にてトップチームデビューを果たす。

 

同シーズンはリーグ、カップ計23試合に出場し5ゴールという活躍を見せた。

 

2003-04シーズン、その卓越したパススキルを存分に発揮しセンターハーフのレギュラーに定着。

 

シーズン計38試合出場、10ゴールを挙げリーグ制覇に貢献し、同シーズンのヨハン・クライフ賞を受賞。

 

2004-05、2005-06シーズンは司令塔としてアヤックスを支えたものの、ライバルであるPSVがフース・ヒディンクの下で全盛期を迎えており、クラブレベルでの特筆した成果を収めることが出来なかった。

 

2006-07シーズン、クラブで背番号10を与えられると、卓越したパスセンスに加えゴールを狙う積極性が増し、FKやミドルシュートでゴールを量産。

 

リーグで18得点という成績を残した。

 

2007年8月12日、同じスペインのバレンシアCFとの獲得レースを制したレアル・マドリードへ加入。

 

移籍金は2500万ユーロとされ、背番号はデビッド・ベッカムの着けていた23に決まった。

 

2007-08シーズン、開幕戦となったアトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービーでリーガデビューを果たすと、続くビジャレアル戦で2得点、UDアルメリア戦で1得点を挙げ、その後も中心選手として活躍し、レアル・マドリードのリーグ2連覇に貢献した。

 

2008-09シーズンは背番号10を与えられたが、負傷の影響、更にはリハビリや通院と称してオランダのテレビタレントの女性と不倫を重ねていたことが発覚、離婚と慰謝料を求められ裁判沙汰になるなどして活躍できず結果を残すことは出来なかった。

 

本人は残留を希望するも、レアル・マドリードが2009年夏の移籍市場にて大型補強を行ったことにより放出候補となり、2009年8月28日、半ば追い出されるような形でイタリアのインテルへ移籍した。移籍金は1500万ユーロ(約20億円)、年俸400万ユーロの4年契約とされている。

 

加入から2日でミラノダービーに先発出場し、加入したばかりとは思えないパフォーマンスを見せ、インテルの大勝に貢献。

 

10月3日に行われたウディネーゼ戦で後半ロスタイムにチームを救うセリエA初得点を挙げた。

 

その後も中心選手として活躍し、インテルの史上3度目となるセリエA5連覇、また、イタリア史上初の主要タイトル3冠達成に大きく貢献した。

 

シーズン終了後、UEFA最優秀MFに選出された。インテルでの3冠獲得と後述のワールドカップでの活躍から2010年のFIFAバロンドールの最有力候補と考えられていたが、2010年12月7日に発表された最終候補3人から外れ、物議を醸した。

 

結局、スナイデルはベストイレブンに選出されるにとどまった。

 

その後は負傷や監督交代などの影響で不振に陥った。

 

2013年1月、ガラタサライSKへの移籍に合意。2015年10月3日には、ガラタサライとの契約を2018年6月末まで延長したことを発表した。

 

年俸は450万ユーロ(約6億円)で、2万ユーロ(約270万円)の出場ボーナスがつくと報道された。

 

2016年の冬の移籍期間で中国サッカー・スーパーリーグの江蘇蘇寧から年俸700万ユーロ(約9億円)のオファーが届いていた。

 

ガラタサライに提示された移籍金は1600万ユーロ(約20億8000万円)だったが移籍は実現しなかった。

 

2016-17年シーズンをもってクラブを退団した。

 

その後クラブを転々としたあと2019年8月、現役引退を発表した。

 

代表

 

2003年4月30日のポルトガル戦で代表デビューを果たす。

 

同年10月11日のUEFA EURO 2004予選モルドバ戦で代表初得点を記録すると、同年11月19日には同予選プレーオフスコットランド第2戦で1得点3アシストの活躍で同国をUEFA EURO 2004本戦出場に導き、自身も本大会のメンバーに選出された。

 

予選終盤での活躍とは裏腹に本大会ではシステムが4-4-2から4-3-3へ変更され中盤の枚数が減り、フィリップ・コクー、エドガー・ダーヴィッツ、クラレンス・セードルフといった百戦錬磨のベテランを揃えていたため、ベンチを暖める時間が多かった。

 

同国は準々決勝で開催国ポルトガルに敗れ、ベスト4で大会を去った。

 

その後、新監督に就任したマルコ・ファン・バステンからも信頼を与えられ、2006 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のフィンランド戦、アンドラ戦でゴールを挙げる活躍を見せ、同国の2006 FIFAワールドカップ出場に貢献。

 

自身も本大会メンバーに選出された。

 

かつてのアヤックスでのチームメイトラファエル・ファン・デル・ファールトと攻撃的MFのポジションを争い、死のグループと呼ばれたグループCを突破したが、ベスト16で敗退を喫した。

 

UEFA EURO 2008では、グループリーグ第1戦のイタリア戦にて、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストが左サイドから上げたアーリークロスを、エリア右からディルク・カイトがヘディングでふわりとあげたボールを、完璧なタイミングで飛び出してきたイタリアのGKジャンルイジ・ブッフォンが僅かに開けてしまったシュートコースに叩き込んだ。

 

このゴールと1アシストの活躍で勝利に貢献。

 

同国はベスト8で敗退したものの、大会を通じて非常に高いパフォーマンスを見せ、欧州サッカー連盟の選ぶ23人のベストプレイヤーの中に選ばれた。

 

2010 FIFAワールドカップでは、グループリーグの日本戦で決勝点となるゴールを決め、ワールドカップ初ゴールを記録。

 

決勝トーナメントでは準決勝まで3試合連続ゴールを決めた。

 

前述の日本戦の他、ベスト16のスロバキア戦、逆転の2ゴールを挙げた準々決勝ブラジル戦、勝ち越しゴールを挙げた準決勝ウルグアイ戦の4試合で大会選定のマンオブザマッチに選出される活躍を見せ、オランダの32年ぶりの決勝進出に貢献した。

 

また、大会5ゴールでディエゴ・フォルラン、トーマス・ミュラー、ダビド・ビジャに並ぶ得点王(FWとして併用されない純粋なミッドフィールダーがW杯得点王に輝いたのは、スナイデルが初の快挙)となり、ブロンズブーツ賞とシルバーボール賞を受賞した。

 

2017年6月9日の2018 FIFAワールドカップ予選・ルクセンブルク戦で代表通算131試合目の出場となり、エトヴィン・ファン・デル・サールの持つオランダ代表最多記録を更新した。

 

2018年3月4日、オランダサッカー協会を通じて代表引退を表明した。

 

歴代最多133試合に出場し、歴代10位の31得点を決めた。

エピソード

Wesley Sneijder | Top 10 goals in Oranje

バロンドール受賞に相応しかった2009-10シーズンにバロンドールを獲得できなかったことは多くの議論がなされバロンドール史上最大のミスと言われた。

 

スナイデルは2009-10シーズンは、インテルの3冠 (セリエA、コッパ・イタリア、CL)に大きく貢献。

 

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、準決勝でバルセロナを破り、決勝ではバイエルンを制して優勝している。

 

2010年の夏には、南アフリカW杯が行なわれている。

 

優勝はスペインだったので、イニエスタとシャビが支持されていたのは理解できる。

 

準優勝はオランダ、スナイデルは10番として活躍し、大会5得点はダビド・ビジャ(スペイン)、トーマス・ミュラー(ドイツ)、ディエゴ・フォルラン(ウルグアイ)と並ぶ最多だった。

 

2009-10はスナイデルのベストシーズンだった。

 

W杯とCLで最も活躍したスナイデルがバロンドールで4位という結果は、当時も疑問視されていて、UEFA会長だったミシェル・プラティニは2011年から記者投票によるUEFA欧州最優秀選手賞を立ち上げた。

 

プラティニは「旧来のバロンドール精神」を受け継ぐ賞として、FIFAバロンドールに対抗したわけだ。

 

以下は「UEFA欧州最優秀選手賞」(前者)と「FIFAバロンドール/バロンドール(16年より)」(後者)の受賞者である。

 

2011年 リオネル・メッシ/リオネル・メッシ
2012年 アンドレス・イニエスタ/リオネル・メッシ
2013年 フランク・リベリー/クリスティアーノ・ロナウド
2014年 クリスティアーノ・ロナウド/クリスティアーノ・ロナウド
2015年 リオネル・メッシ/リオネル・メッシ
2016年 クリスティアーノ・ロナウド/クリスティアーノ・ロナウド
2017年 クリスティアーノ・ロナウド/クリスティアーノ・ロナウド
2018年 ルカ・モドリッチ/ルカ・モドリッチ
2019年 フィルジル・ファン・ダイク/リオネル・メッシ

 

2つの賞で受賞者が違うのは12、13、19年の3回。

 

もしUEFAのほうが10年からスタートしていれば、スナイデルが受賞していただろう。

 

バロンドールを獲得できなかった名選手として生涯語り継がれるであろう。

 

プレースタイル

LaLiga Memory: Wesley Sneijder Best Goals and Skills

卓越した戦術眼を持ち、パス、シュート、フリーキックいずれにおいても、精密機械のようなコントロールショットを放つスナイデル。

 

左右両足から正確なボールを蹴り分ける。

 

ミドルシュートも得意で高い得点力も持っている。

 

正確なキックで攻撃を組み立てる。

 

特筆すべきはそのパス精度。

 

ショートパスはもちろんのこと、ミドルレンジ、ロングレンジのパスも正確でそのキックの精度はまさに正確無比。

 

類まれな戦術眼・サッカーIQと、正確な長短のパス・フリーキック・強烈なミドルシュートが持ち味であるワールドクラスのテクニックを持った司令塔タイプの選手。

 

スナイデルはアジリティとボールコントロールがすばらしい。

 

狭いスペース、わずかな時間でも、素早いステップと無駄のないコントロールでボールを受けられる。

 

ポジションは古典的とも言えるトップ下だが、このアジリティとテクニックのおかげでスナイデルはプレーする場所を消されない。

 

プレービジョンも特別。

 

瞬時に敵味方の動きを見逃さず、ジャストなタイミングで最適のパスを繰り出せる。

 

しかし短気な一面がありラフプレーを見舞うこともある他、負傷離脱も少なくない。

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