概略
国籍 | ![]() ![]() |
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生年月日 | 1988年10月15日(31歳) | ||
出身地 | ゲルゼンキルヒェン | ||
身長 | 180cm | ||
体重 | 70kg |
ポジションはミッドフィールダー(オフェンシブハーフ)。
利き足は左。
愛称は「オズの魔法使い」、「フクロウ」、「ニモ」など。
2010年代のドイツを代表するファンタジスタ。
レアル・マドリードやアーセナルで活躍し、2014年にはワールカップも制覇した。
獲得タイトル
クラブ
ヴェルダー・ブレーメン
- DFB-Pokal: 2008–09; runner-up: 2009–10
- UEFA Cup runner-up: 2008–09
レアル・マドリード
- La Liga: 2011–12
- Copa del Rey: 2010–11; runner-up: 2012–13
- Supercopa de España: 2012
アーセナル
- FA Cup: 2013–14, 2014–15, 2016–17
- FA Community Shield: 2015
- EFL Cup runner-up: 2017–18
- UEFA Europa League runner-up: 2018–19
代表
ドイツ代表 U21
- UEFA European Under-21 Championship: 2009
ドイツ代表
- FIFA World Cup: 2014; third place: 2010
個人
- kicker Bundesliga Team of the Season: 2008–09
- kicker attacking midfielder of the year: 2010
- Germany national team Player of the Year: 2011, 2012, 2013, 2015, 2016
- UEFA European Championship Team of the Tournament: 2012
- UEFA Team of the Year: 2012, 2013
- FIFA FIFPro World XI 2nd team: 2013, 2016
- FIFA FIFPro World XI 5th team: 2014, 2017
- Laureus Media Award: 2014
- IFFHS World’s Best Playmaker Silver award: 2013
- PFA Fans Player of the Month: April, November & December 2015
- German Football Ambassador Public Award: 2015
- Best German Abroad (Kicker Magazine): 2016
- Arsenal Player of the Season: 2015–16
- UEFA Best Player in Europe Award: 10th place 2012
- FIFA Ballon d’Or: 2010 (13th place), 2011 (11th place), 2012 (14th place), 2013 (16th place)
経歴
クラブ | |||
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年 | クラブ | 出場 | (得点) |
2006-2008 | ![]() |
30 | (0) |
2008-2010 | ![]() |
71 | (13) |
2010-2013 | ![]() |
105 | (19) |
2013- | ![]() |
166 | (32) |
代表歴 | |||
2006-2007 | ![]() |
11 | (4) |
2007-2009 | ![]() |
16 | (5) |
2009-2018 | ![]() |
92 | (23) |
クラブ
幼少期は、金網で囲まれた「サルの檻」と呼ばれるコートでストリートサッカーをしていた。
7歳の時に、ゲルゼンキルヒェンにあるクラブでサッカーを始め、2000年から5年間ロートヴァイス・エッセンのユースに在籍し、その後シャルケ04のユースに移った。
2006年夏にトップチームに昇格し、2006-07シーズン第1節のアイントラハト・フランクフルト戦でデビューした。
DFLリーガポカールのバイエル・レバークーゼンとバイエルン・ミュンヘン戦で出場停止であったリンコルンの代わりを務め、以来そのポジションでプレーした。
契約問題でクラブと対立し、2008年1月31日に移籍金430万ユーロでブレーメンへ移籍した。
ライバルクラブに移籍したことにより、マスコミからは金の亡者とのバッシングも受けた。
9月20日のバイエルン戦ではアウェーで5-2で圧勝し、エジルも1ゴールを挙げた。
一週間後の1899ホッフェンハイム戦では先制点と決勝点を決め、5-4の乱戦を制した。
司令塔のMFジエゴと息の合ったプレーを見せ、2008-09シーズンは28試合で15アシストを記録した。
リーグ戦は9年ぶりとなる二桁順位だったが、DFBポカールのタイトルを獲得した。
エジルは決勝のレバークーゼン戦でこの試合唯一の得点を記録した。
ジエゴを放出して迎えた2009-10シーズンは「der neue Diego(新たなジエゴ)」と呼ばれ、それまでジエゴが担ってきた4-3-1-2フォーメーションのトップ下を務めて9得点(チーム2位タイ)17アシスト(リーグトップ)と大活躍した。
2009年には、ブンデスリーガの1stステージのMVPにも選ばれた。
2010年の南アフリカW杯での活躍によってリーガ・エスパニョーラやプレミアリーグなどのいくつものクラブから注目を集め、夏の移籍市場での動向が注目されたエジルの元にレアル・マドリードからオファーが届いたが、ブレーメンはこれを拒否。
このブレーメンの対応にエジルは不満を漏らした。
その後、レアル・マドリードは最後のオファーとして再びオファーを出し、8月17日に移籍金1500万ユーロの6年契約でレアル・マドリードへの移籍が発表された。
移籍決定当初は、エジルはまだ若く、スペイン語はもとより英語すら十分に話せなかったことから、多くのメディアから懐疑的な意見が聞こえた。
RCDマヨルカとのリーグ開幕戦は途中出場だったものの、ホーム初戦である第2節のCAオサスナ戦では先発に名を連ねて質の高いプレーを披露、交代の際には観客からスタンディングオベーションを浴びた。
デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦では移籍後初ゴールも挙げた。
初のコパ・デル・レイとなった12月22日のレバンテUD戦でも得点を挙げ、8-0での勝利に貢献した。
2011年3月6日のラシン戦では2つのアシストを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
この試合後、母国ドイツを始め欧州や南米のメディアから「フットボールのモーツァルト」と高い評価を受けた。
シーズンを通してプレーし、計53試合に出場し10得点を記録。
特にアシストではリオネル・メッシを抑えて欧州最多となる26アシストを記録した。
2011年より、背番号を23番から10番に変更。
2011-12シーズンは不調やカカの復調もあってベンチスタートも増えたが、最終的にはリーガでは35試合に出場。
2012年4月21日のFCバルセロナとのエル・クラシコでクリスティアーノ・ロナウドの決勝点をアシストするなどリーガ最多の17アシストを記録し、レアルの4シーズンぶりの優勝に貢献した。
2012年には、UEFAチーム・オブ・ザ・イヤーに選出された。
2013年9月2日、アーセナルFCに移籍決定。移籍金はアーセナルFCのクラブ最高額とも言われる5000万ユーロで契約は5年間。
移籍後に当時レアルの監督だったカルロ・アンチェロッティが自身を信頼していなかったために移籍したと明かし、このことについてチームメイトだったクリスティアーノ・ロナウドは首脳陣にエジル売却について苦言を呈している。
背番号は11番。9月14日のサンダーランドAFC戦でデビューすると、オリヴィエ・ジルーの得点をアシストした。
FAカップ決勝のハル・シティAFC戦にもスターティングメンバーに名を連ね、延長戦前半終了までプレーした。
アーセナルにとって2004-05シーズン以来のタイトルとなるFAカップを制し、エジルは2年連続となるUEFAチーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
2015-16シーズンは最終的に2002-03シーズンのティエリ・アンリの20アシストに次ぐ、リーグ歴代2位の19アシストを記録するなど、キャリア最高のシーズンを送った。
その活躍が評価され毎シーズンにファン投票で決めるアーセナルの年間最優秀選手に選ばれた。
2016-17シーズン 2016年10月19日、欧州CL第3節のPFCルドゴレツ・ラズグラド戦でプロ入り初のハットトリックを決めた。
ジャック・ウィルシャーの退団に伴い2018-19シーズンから背番号を11番から10番に変更することが決定。
10番はデニス・ベルカンプやロビン・ファン・ペルシらが着用した番号である。
2018年10月22日に行われたプレミアリーグ第9節、レスター・シティ戦で同点ゴールをマークし、プレミアリーグ通算30ゴールを達成。
これが元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマンの記録を抜き、プレミアリーグのドイツ人選手歴代最多得点記録を更新した。
2019-20シーズンにはウナイ・エメリ監督のチームの構想外となったが、カラバオ杯のリヴァプール戦に先発し好プレーを見せると、プレミアリーグ11週、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦では先発出場した。
代表
2007年に開催されたUEFA U-19欧州選手権にドイツ代表として出場し、グループリーグのロシア戦とフランス戦で得点した。
ギリシャと戦った準決勝で敗れたが、アニス・ベン=ハティラに次ぐチーム2位の2得点を記録した。
2009年初めにはトルコサッカー連盟からトルコ代表入りへの強い要望を受けたが、2月11日のノルウェーとの親善試合にドイツ代表として招集され、ピオトル・トロホウスキに代わって途中出場した。
トルコのメディアは、両親の出身地のトルコではなくドイツを選択したエジルを「国家の裏切り者」だとして批判し、更に誹謗中傷コメントが殺到したために彼の公式ウェブサイトが一時閉鎖に追い込まれた。
2009年6月に開催されたUEFA U-21欧州選手権ではチーム事情によりフォワードでもプレーしたが、あまり良い出来ではなかった。
ユース時代にプレーしていたこのポジションで、決勝のイングランド戦ではゴンサロ・カストロの先制点をアシストした。
更に35mの距離からフリーキックを決め、ザンドロ・ヴァーグナーの得点もアシストした。
この1得点2アシストの活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、ドイツ代表の優勝に貢献し、大会の最優秀選手にも選出された。
同年9月5日、親善試合・南アフリカ戦で代表初ゴールを記録した。
2010年6月1日、2010 FIFAワールドカップに出場するドイツ代表メンバーに選出される。
6月13日のオーストラリア戦では前半31分にゴールライン上でクリアされるものの、惜しいループシュートを放った。
その後も数々のチャンスを生み出し、ドイツの4点目となるカカウの得点をアシストし、4-0の快勝に貢献。
6月23日のガーナ戦では決勝ゴールとなるミドルシュートを決め、ドイツのグループリーグ首位通過に貢献。
大会選定のマンオブザマッチに選ばれた。
決勝トーナメント1回戦のイングランド戦ではトーマス・ミュラーの2点目をアシストし、ベスト8進出に貢献。
準々決勝のアルゼンチン戦ではミロスラフ・クローゼの2点目をアシストしベスト4進出に貢献、同大会最多アシストを記録した。
その活躍により、FIFAバロンドールの候補者10人にノミネートされた他、ドイツ国内ではバンビを受賞した。
決勝トーナメント1回戦のイングランド戦直前にトルコに住む祖母が死去、訃報をうけて「皆さんの大きな同情に感謝しています。この件に関してはこれ以上コメントをしたくはない」とコメントしている。
観戦に訪れていた父親は葬儀のため帰国したが、エジル本人はチームに残留し3位決定戦までの決勝トーナメント4試合全てに先発出場した。
UEFA EURO 2012においては、ドイツ代表の主力として10試合全勝での予選勝ち抜けに貢献。
本戦においても、オランダ、ポルトガル、デンマークと同じグループで「死のグループ」と呼ばれたグループBを3戦全勝で勝ち抜けた。
準決勝でイタリア代表に敗れたもののエジルはPKからその試合唯一の得点を記録し、大会優秀選手の一人に選ばれた。
2014年ワールドカップブラジル大会は本戦でも7試合すべてに出場。
決勝トーナメントのアルジェリア戦では延長119分に決勝点を挙げた。
エジルはこの大会でドイツ代表最多となる15回チャンスメイクをし、パス成功率78.6%を記録しドイツの優勝の立役者となった。
2018 FIFAワールドカップでは、うまく結果を残せずチームもグループリーグ最下位で敗退した。
大会終了後の2018年7月23日人種差別などを理由に、ドイツ代表からの引退を発表した。
エピソード
トルコにルーツを持つエジルは敬虔なイスラム教徒であることも有名です。
代表戦の国歌斉唱時間には国家を歌わず黙って目を閉じて心の中で「コーラン」を唱えていますし、イスラム教徒が義務で断食を行う期間である「ラマダーン」にもしっかり取り組んでいるようです。
聖地であるメッカに巡礼している姿を自身のSNSに投稿していた事もあります。
ちなみにラマダーンはアスリートが重要な試合と重なる場合は多少日程をスライドできるらしく、エジルもワールドカップやEUROとラマダーンが重なったときは断食せず日の出ている時間からしっかり栄養を補給しています。
なのでプレーに断食が影響する事はないそうです。
ロンドン市内にてトルコ大統領のレジェップ・タイイップ・エルドアンのもとを自身と同じトルコ系サッカー選手のイルカイ・ギュンドアン、ジェンク・トスンと共に訪問し、その写真が公にされた。
ドイツでは独裁的と言われるエルドアンと会った事や、その写真でギュンドアンが持っていたマンチェスター・シティのユニフォームにトルコ語で「我が大統領に多大なる敬意を」と書かれていた事が問題視され、ドイツ代表としてプレーするエジルとギュンドアンは批判を浴びた。
ドイツサッカー連盟は「我々は移民をルーツとする選手たちをリスペクトし、彼らの特殊な事情についても考慮している。だが、サッカーとドイツサッカー連盟は、エルドアン氏が十分に配慮していない価値を支持している。したがって、我々の代表選手が彼の政治活動に利用されかねない状況というのは、好ましいものではない」とコメントを発表し、ドイツ首相のアンゲラ・メルケルからも「疑問を呈し、誤解を招く状況であった」と言われた。
その件もあり、2018 FIFAワールドカップでグループリーグ敗退を喫した後に代表引退を表明した時には、代表で共に闘った移民系選手のジェローム・ボアテングやルーカス・ポドルスキらからは、エジルを擁護する声が聞かれたものの、多くの純粋なドイツ人選手や代表監督・ヨアヒム・レーヴらとの確執が取り沙汰された。
後にレーヴがアーセナルFCの練習施設を訪れた際、ベルント・レノとシュコドラン・ムスタフィらがレーヴと面談したにもかかわらず、エジルはレーヴとの面談を拒否し、レーヴが不満をもらすなど、両者の関係は修復不可能と言われている。
エジルはC・ロナウドのような飛びぬけたイケメンではないですが、目が大きくて女性から大変人気のある選手でもあります。
特に個性的で本人も一家言持っているのがファッション。
自身のイニシャルをもじった帽子を作って仲のいいノイアーやドラクスラーに配っています。
また世界中で人気の漫画「キャプテン翼」の大ファンで主人公の大空翼が描かれたすね当て(シンガード)を愛用しています。
エジルは、定期的にチャリティー活動を行い難民や難病の子供への支援に尽力しており、その姿勢は世界中から称賛されている。
2014年、ブラジルW杯の前にブラジルの11人の子供の手術代をチャリティー団体と共同で支払い、さらにW杯優勝後にドイツ代表の選手と同じ数である23人を支援するため追加で12人に援助すると発表し合計約35万ポンドを寄付した。
2014年11月、この活動が評価されてローレウス・メディア賞を受賞した。
2017年5月、脳腫瘍を患う11歳の少年がアーセナルFCの大ファンで中でもエジルに憧れており最近容体が良くないことなどをチャリティー団体がSNSで発信した。
アーセナルのチェフがこの発信に反応して拡散したことによりこのことを知ったエジルは、少年を5月16日のホームでのサンダーランド戦にVIP席を用意して招待し、エジルのみならず他の選手との交流の場も設けた。
さらに、エジルは、クラブに相談して5月26日のFAカップ決勝のチケットもプレゼントした。
2018年10月23日、自身のSNS上でこの少年が亡くなったことに触れ冥福を祈った。
2019年の結婚式の際、参列者に対して祝儀を断る代わりに発展途上国の子供たちの手術費用へ募金することをお願いしており、1000人分の手術代を肩代わりすることを発表した。
また、結婚式のディナーをトルコの慈善団体を通じてシリア難民を含むホームレス16,000人に供給した。
2014年6月、アメリカの経済誌フォーブスは世界のアスリートの年収を公表した。
エジルの年収は1850万ドル(約18億9000万円)であり、世界のアスリートの中で89位。
サッカー選手の中では13位。
2017年5月、ESPNは世界で最も有名なアスリート100人を発表し、30位に選出された。
サッカー選手としては9位。
プレースタイル
プレーも非常に個性的で唯一無二の存在感を誇っています。
ベストポジションは「10番」、トップ下が最も力の発揮できるポジションでしょう。
アーセナルやドイツ代表では2列目のシャドーやウイング気味の位置でも使われているので攻撃的なポジションであればどこでもこなせる選手と言えます。
そしてエジルのストロングポイントとしては「トラップ」技術と「パス精度」が挙げられます。
足首が非常に柔らかく、基本のインサイドトラップはもちろんのこと滅茶苦茶な態勢からでもボールに少し触れただけでベストの位置にコントロールします。
トラップだけで見ればあのジネディーヌ・ジダン並みの技術を持っている選手だと思います。
またパスに関しては正確なだけでなく視野も広大。
エジルは、判断力と正確さが優れているプレイヤーです。
具体的に言うと、サッカーにおいて当たり前の動作「スペースがある→パスを出す」のクオリティーが非常に高いです。
しかも、速さもあります。
的確な判断と正確さに加えて、一連のプレーを瞬時に実行へと移せるのがエジルです。
特にエジルのプレーに関してよく見られるのは「マイナス」の方向に出すクロスやラストパスです。
フォーム自体を見ると前の選手にパスを当てようとしているように見えるのですが、実際には全く違う真横や後ろにいるフリーの選手にパスを出すことがあります。
それがいいアクセントになって相手DFのマークを外し、チャンスタイムになっていることも多いです。
エジルはDFに正対しながらも足首の角度をちょっと変えるだけでパスの方向、強弱を変えられるトリッキーなプレーが得意なのでそれも大きいでしょう。
こういったプレーは視野が広く、かつフリーの選手やスペースを早めに見つけるセンスが必須で難しいです。
エジルはアシスト数も半端じゃないです。
例えば、15-16シーズンではプレミアリーグ2位となる19アシストを記録しています。
また、アーセナルで141試合中50アシストも記録。この数字は歴代プレミアリーグ最速です(2019年4月29日時点)
エジルの広い視野とパスセンスがあるからこそ成し得た記録と言えるでしょう。
18-19シーズンのアーセナルでは、ラカゼットやオーバメヤンに絶妙なパスを供給しています。
世間でのエジルは、走らない・怠けている・気迫が足らないと言われていますが、決してそうではありません。
出場した試合では、チーム内走行距離が上位になっていることもしばしばあります。
また、カウンター時は一気にスプリングをしてゴールの起点になるような動きをします。
今はトレイラとジャカがいるため頻度は少なくなりましたが、ビルドアップの流れが悪かったら一列下がってビルドアップに加わる動きもしていました。
エジルが走らないプレイヤーというのは、メディアが作った間違った印象です。