概略
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1962年2月1日(58歳) | ||
出身地 | ニーム | ||
身長 | 174cm | ||
体重 | 76kg |
ポジションはディフェンダー(右サイドバック)。
利き足は右。
80年代から90年代にかけて活躍したフランス代表の右サイドバック。
FIFAワールドカップベストヤングプレーヤー賞を受賞。
1984年の欧州選手権、1986年のメキシコワールドカップ3位入賞に貢献し大会ベストイレブンに選出された。
獲得タイトル
クラブ
モナコ
- Division 1: 1981–82, 1987–88
- Coupe de France: 1984–85
マルセイユ
- Division 1: 1989–90, 1990–91, 1991–92
- UEFA Champions League: 1992–93
代表
フランス代表
- UEFA European Championship: 1984
- FIFA World Cup third place: 1986
個人
- FIFA World Cup Best Young Player: 1982
- Onze d’Argent: 1984
- French Player of the Year: 1986
- FIFA World Cup All-Star Team: 1986
- FIFA XI: 1986
経歴
クラブ | |||
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年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1979-1980 | ![]() |
17 | (3) |
1980-1989 | ![]() |
287 | (36) |
1989-1993 | ![]() |
108 | (2) |
1993-1995 | ![]() |
66 | (3) |
1995-1996 | ![]() |
16 | (0) |
代表歴 | |||
1982-1992 | ![]() |
82 | (1) |
クラブ
18歳の時にモナコでトップデビューを果たすと、すぐにレギュラーとして定着すると9シーズン過ごしたが2回のリーグ優勝に貢献する。
89年にはマルセイユに移籍ををすると、89-90、90-91、91-92シーズンのリーグ優勝3連覇に貢献をした。
チャンピオンズカップ決勝、レッドスター・ベオグラード戦のPK戦ではPKを失敗し優勝を逃したが、1992-93シーズンの決勝、ACミラン戦では出番はなかったが優勝を経験した。
93年から95年までリヨンでプレーをし引退をした。
代表
代表では20歳の時に1982年スペインワールドカップに20歳で出場し、右サイドバックのポジションを確保、4位入賞に貢献しFIFAワールドカップベストヤングプレーヤー賞を受賞。
マヌエル・アモロスはリベロのマリウス・トレゾール、マキシム・ボッシらDF陣にも攻撃指向の選手が多い中、攻撃にも守備にも活躍した。
ジーコ、ソクラテス、ファルカン、トニーニョ・セレーゾの「黄金の4人のMF」を軸に大会前半の主役となったブラジルとともに娯楽性の高いサッカーを展開。
84年欧州選手権では見事優勝を果たした。
1986年メキシコ・ワールドカップの3位決定戦のベルギー戦では、攻守に奮闘をし、3-2のリードで迎えた延長111分に得たPKをアモロス自ら落ち着いて決め、4-2で勝利しチームは3位となり、個人的には本大会のベスト11に選ばれた。
エピソード
引退後は監督の道に進み、コモロやベナンなどの代表チームの監督をした。
プレースタイル
小柄だがスタミナが豊富で、安定した守りとタイミングの良い攻撃参加を得意とした1980年代のフランス代表を支えたサイドバック。
フランスリーグでは461試合41ゴールとながら高い得点能力も兼ね備えた。