概略
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1947年2月28日(73歳) | ||
出身地 | ソスニカ | ||
身長 | 178cm | ||
体重 | 76g |
ポジションはフォワード(セカンドトップ、センターフォワード)。
利き足は右。
愛称は「ブウォデク」。
ポーランド史上最高のサッカー選手との呼び声も高い。
16歳でポーランド代表デビューし、国内リーグ4年連続得点王、代表通算48ゴールのポーランド記録を持つストライカー。
所属クラブでは、グールニク・ザブジェで国内リーグ5連覇を達成。
1972年にはキャプテンとしてオリンピック優勝を果たした。
獲得タイトル
クラブ
- ポーランドリーグ 7回(1963,1964,1965,1966,1967,1971,1972)
- ポーランドカップ 6回(1965,1968,1969,1970,1971,1972)
代表
- オリンピック 1回(1972ミュンヘン大会)
個人
- UEFAジュビリーアウォーズ(2003年)
経歴
クラブ | |||
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年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1962-1975 | ![]() |
234 | (155) |
1975-1982 | ![]() |
196 | (82) |
1982-1983 | ![]() |
31 | (27) |
1983-1985 | ![]() |
58 | (14) |
1984-1985 | ![]() |
1 | (0) |
代表歴 | |||
---|---|---|---|
1963-1980 | ![]() |
75 | (48) |
クラブ
1963年からザブジェでプレーをし、リーグ戦7回、カップ戦6回の優勝を飾り、個人的にはポーランド年間最優秀選手賞2回、得点王4回、獲得し1960年代のポーランドサッカーを引っ張る。
1975年からはベルギーのロケレンでプレーをし、プレベン・エルケーア・ラルセンとのコンビでベルギーリーグでも得点を量産し、両リーグ合わせて243試合に出場し234ゴールを記録している。
しかし、怪我の影響もありベルギーでは全盛期のプレーを取り戻すことはなかった。
代表
1963年9月のノルウェー戦で16歳6ヶ月の若さでポーランド代表に史上最年少デビューを果たす
1972年のミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得すると世界中に注目されるが、1973年6月6日にホームのホジューフで行われたワールドカップ西ドイツ大会欧州予選、イングランド戦で相手DFロイ・マクファーランドの悪質なタックルを受け骨折した影響で1974年の本大会を棒に振ることになった。
本大会では代役で呼ばれたグジェゴシェ・ラトーが大活躍しポーランドは4位に入賞する。
怪我の治療とリハビリの為に2年間を費やし、1978年のアルゼンチン大会には間に合う事が出来たが不調により大会期間中にレギュラーの座を失った。
1978年のアルゼンチン大会ではルバンスキ、ラトー、シャルマッハと驚異の3トップを形成したが、すでにかつてのスピードは見られえずに、FWの一角をボニエクに奪われ、得点をあげることなく本大会を去った。
とはいえレヴァンドフスキに抜かれるまで代表48ゴールは歴代最多であった。
エピソード
当時、ポーランドの絶対的エースとして君臨していた。
しかしポーランド旋風を巻き起こした74年ワールドカップでは、予選のイングランド戦で大活躍をしながらも負傷し、無念の不参加となった。
ワールドカップ予選で大活躍しただけに、本大会で旋風を巻き起こしたラトー、ディナ等とのコンビが見られなかった事が惜しまれる。
ただ、彼の負傷によりラトー中心のチーム作りがなされるようになりラトーのサクセスストーリーへと繋がった。
また当時、ルバンスキの控えだったシャルマッハもレギュラーとなり、その後活躍するようになった。
プレースタイル
同僚イェジィ・ゴルゴンのような長身ではないものの空中戦に強く、また俊足で技巧にも長けることから単独突破も可能。
さらにはパスセンスまで兼備することから周りを生かすことも上手い。
そんなまさに完璧なフォワード。
得点能力だけでなくゲームメイク能力も持ち合わせる万能型選手だった。
ドリブルやパスの技術も素晴らしくゲームメイクも出来る。
スピードがあり、足元の技術にも優れ、柔らかいプレーが得意なのかと思うと力強いヘディングシュートを決める万能ストライカー。
ポーランドリーグのグールニク・ザブジェを中心とするクラブチームでは520試合に出場して278得点、代表チームでは75試合に出場して48得点、計595試合で326得点という、素晴らしい記録を残しています。
この記録も凄いものですが、ルバンスキーを語るとき、多くのサッカーファンはそのプレーの質の高さを絶賛します。
凄まじいシュートの威力、ゲームマネジメントの巧みさ・・・。
それはもう、ほれぼれするようなプレーヤーであったと称賛され続けているのです。
スピードとテクニックが融合した万能型の点取り屋。
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