概略
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1948年1月9日(72歳) | ||
出身地 | ヴロツワフ | ||
身長・体重 | 193cm、94kg |
ポジションはゴールキーパー。
利き足は右。
愛称は「トメク (Tomek)」、「道化 (the Clown)」、「英国を止めた男 (The Man That Stopped England)」
1970年代に活躍したポーランド代表の守護神。
1974年の西ドイツ・ワールドカップで3位になり、1976年のモントリオール・オリンピックで銀メダルを獲得。
1978年のワールドカップに出場しベストゴールキーパーに選ばれた。
経歴
クラブ | |||
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年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1967-1970 | ![]() |
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1970-1972 | ![]() |
19 | (0) |
1972-1978 | ![]() |
180 | (1) |
1978-1981 | ![]() |
85 | (0) |
1981-1982 | ![]() |
12 | (0) |
1982-1984 | ![]() |
4 | (0) |
代表歴 | |||
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1971-1981 | ![]() |
63 | (0) |
クラブ
母国のクラブlksウッチなどで活躍した。
またポーランド政府から30歳になるまで海外移籍を禁止されていたが、アルゼンチン大会後にベルギーのKベールスホットVACへ移籍。
1981年からはスペインのエルクレスCFへ移籍した。
その後、ポーランドへ帰国し1984年に現役引退をした。
代表
1973年10月17日のFIFAワールドカップ・西ドイツ大会欧州予選、敵地でのイングランド戦では好セーブを連発し、予選突破に貢献。
イングランドの本大会出場を阻んだことから「Man That Stopped England」の愛称でも呼ばれた。
本大会においても2次リーグのスウェーデン戦と西ドイツ戦でPKを阻止する活躍を見せるなど、同国の3位入賞に貢献し高い評価を得た。
1974年西ドイツ・ワールドカップで攻撃陣ではラトー、ガドーハ、デイナといったタレントを揃え3位に入り世界に旋風を巻き起こしたが、そのポーランドの戦術だった、カウンターを最後尾で支えていた。
研ぎ澄まされた集中力で、本大会中2本のPKをストップするなど守りの要として大活躍すると同時に、攻撃の面でもトマシェフスキからの正確なロングフィードから、チャンスを迎えるシーンも度々あり攻守の両面でポーランドを支えた。
1976年モントリオールオリンピック、1978年のFIFAワールドカップ・アルゼンチン大会も正GKとして出場を果たした。
エピソード
引退後の現在はサッカー解説者として活躍している。
プレースタイル
今では珍しくなくなったが、1970年代でGKが190センチを超える選手はまだまれだったが、トマシェフスキは193センチの長身を上手く使い空中戦では無敵を誇り、その長身からは想像出来ないほど敏捷性に優れ、ファインセーブを連発した。
攻撃の面でもトマシェフスキからの正確なロングフィードでチャンスを迎えるシーンも度々あり攻守の両面でチームを支えた。