概略
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1950年3月27日(70歳) | ||
出身地 | ![]() |
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身長・体重 | 189cm、80kg |
Anton Ondrus
ポジションはディフェンダー(センターバック、リベロ)。
利き足は右。
1970年代に活躍したチェコスロバキア代表のリベロ。
スロバキア人。
UEFA欧州選手権1976優勝、UEFA欧州選手権1980で3位入賞に貢献。
経歴
クラブ | |||
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年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1970-1978 | ![]() |
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1978 | ![]() |
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1978-1981 | ![]() |
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1981-1982 | ![]() |
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1983-1987 | ![]() |
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1987-1989 | ![]() |
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代表歴 | |||
1974-1980 | ![]() |
58 | (9) |
クラブ
オンドルシュはŠKスロヴァン・ブラチスラヴァの下部組織でサッカーを学び、1970年にトップチームへ昇格した。
ブラチスラヴァでは2度のチェコスロバキアリーグ優勝、1度のカップ優勝に貢献した。
1978年に1シーズンだけバンスカー・ビストリツァに在籍したが、チェコスロバキアでの選手経歴の多くをブラチスラヴァで過ごした。
チェコスロバキアリーグ通算で226試合に出場し38得点を記録した。
1981年からは国外へと活躍の場を移し、ベルギーのクラブ・ブルッヘ、フランスのCSトノン=レ=バン(1986年から1987年までは選手兼任監督を務めた)、スイスのFCビール/ビエンヌを渡り歩き、1989年に現役を引退した。
代表
1976年のUEFA欧州選手権では、キャプテンとして代表チームを牽引した。
準決勝のクライフ率いるオランダ戦で2得点(うち1得点はオウンゴール)を挙げる活躍を見せ、決勝戦への切符を手に決勝を制し優勝した。
1980年のUEFA欧州選手権では、代表チームの銅メダル獲得に貢献した。
オンドルシュは、チェコスロバキア代表として58試合に出場し、9ゴールを記録した。
また37試合でチェコスロバキア代表の主将を務めた。
エピソード
引退後の1997年に古巣のスロヴァン・ブラチスラヴァの会長を務め、現在はスイスで代理人として活躍している。
プレースタイル
189cmの長身と優れた判断力を生かしたリベロとして活躍した。
空中戦に無類の強さを発揮し、鋭い読みを活かしたクレバーな守備も一流。
ディフェンスラインの裏のスペースをカバーするスイーパータイプのリベロとして活躍した。