概要
国籍 | ![]() ![]() |
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生年月日 | 1998年5月14日(23歳) | ||
出身地 | ストーク=オン=トレント | ||
身長・体重 | 188cm、77kg |
Aaron Ramsdale
ポジションはゴールキーパー。
利き足は右。
新生アーセナルの新守護神。
イングランド代表にも名を連ねる期待の若手ゴールキーパー。
獲得タイトル
代表
イングランドU-19
- UEFA U-19欧州選手権:2017
イングランドU-21
- トゥーロントーナメント:2018
イングランド
- UEFA欧州選手権準優勝:2020
個人
- AFCボーンマス・サポーターズオブザイヤー:2019–20
- シェフィールド・ユナイテッド・プレーヤーオブザイヤー:2020–21
- シェフィールド・ユナイテッド・ヤングプレーヤーオブザイヤー:2020–21
経歴
クラブ
2013年シェフィールド・ユナイテッドとプロ契約を結ぶ。
2017年1月31日、プレミアリーグのAFCボーンマスに推定額80万ユーロで移籍した。
2017-18シーズンの1月に出場機会を求めてチェスターフィールドFCに期限付き移籍した。
2019年1月4日、AFCウィンブルドンに期限付き移籍。同シーズン中にクラブの若手選手賞を獲得した。
2019-20シーズンはボーンマスに戻り、開幕戦に先発出場した。
2020年8月、古巣のシェフィールド・ユナイテッドFCに4年契約で移籍した。
このシーズンのシェフィールド・ユナイテッドの年間最優秀選手に輝いた。
2021年8月20日、アーセナルFCと長期契約を結んだ。
加入当初は控えに留まるも、第3節マンチェスター・シティ戦でベルント・レノが守備陣の相次ぐ離脱も相まって5失点を屈して敗れると、次節の第4節ノリッジ・シティ戦で先発に抜擢され、アーセナル加入後プレミアリーグデビューを果たした。
試合を1-0の無失点に抑え、チームの同年リーグ戦初勝利に貢献した。
以後、レノからポジションを奪いアーセナルの正ゴールキーパーとしてスタメンを確保。
2021年10月月間最優秀選手に輝く。
代表
2021年6月開幕のUEFA EURO 2020では暫定登録メンバーには入ったが、最終メンバーには残れなかった。
しかしグループリーグ初戦後にディーン・ヘンダーソンが負傷離脱したことで追加招集された。
エピソード
ラムズデールはアーセナルとの契約の際に家族も同伴。
そしてその際に小さなポーチを持ち込んでいた。
なかなかない光景であり、自身のインスタグラムでもポーチと自身の父親とともに映る写真を投稿。
実はこのポーチは祖父の遺灰が入っているというのだ。
イギリス『ミラー』はこの件についてのラムズデールのコメントを伝え、ポーチを持ち込んだ理由について言及。
さらに、自身が誕生する前に他界していたため祖父との思い出はないものの、名前である「アーロン」を含めて不思議な関係があることを明かした。
「母が僕を妊娠していることを知った日、それが祖父が亡くなった日だった」
「祖父はロンという名前で、バーミンガムのブロックスウィッチ出身だ。よく「私たちのロンに会いに行くんだ」と言っていたようだ。だから僕は「Our Ron(私たちのロン)」とからアーロンという名前になったみたいだ」 「祖父の遺灰が撒かれた時、僕の父は遺灰の一部を保管していたようだ」
「僕の父はフットボールリーグの92チームを巡るツアーに参加しているんだ。父はすべての試合に祖父を連れて行き、スタジアムで一緒に写真を撮っている」
「今朝、車の中で祖父は出てくることはないと言っていたけど、良い感じだった。曽祖父が許可していたら、祖父はサッカー選手になっていたはずだ。祖父はGKだったから、僕たちにはちょっとした繋がりがあるね」
「僕の父は彼をどこにでも連れて行く。それが心の支えになっている」
自身の息子がビッグクラブへと移籍を果たしたその時、父はしっかりと遺灰を持ってきており、誇り高き三世代ショットを実現した。
プレースタイル
ビルドアップ能力に長ける守護神。
サイズ、キック、足元の技術、セービングの全てを兼ね備えている。
集中力が高く、反応も鋭い。
ビルドアップに必要な戦術理解が高く、フリーマン(状態の良いフリーな選手)となり得るキーパー。
ロングキックの精度も高く、攻撃の起点になれるゴールキーパーで状況に合わせてハンドスローのパスも多用する。
ラムズデールのボールを扱う能力とパスの精度はエリートクラスだ。
彼は右サイド、左サイド、中央どこへでもパスを供給してくれる。
彼はビルドアップの面でチームに多くをもたらしてくれる。
また熱いハートの持ち主で試合中もいつも大きな声を出して最終ラインから指示を飛ばす。
コミュニケーション能力が高いゴールキーパーだ。