ガビ

概要

国籍 スペインの旗 スペイン
生年月日 2004年8月5日(17歳)
出身地 ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカ
身長 173cm
体重 70kg

 

Gavi

 

ポジションはミッドフィールダー(オフェンシブハーフ、センターハーフ)。

 

利き足は右。

 

スペインとバルサの伝統的スタイルを継承する次世代のマエストロ。

 

バルセロナとスペイン代表のニュースター。

 

獲得タイトル

代表

  • スペイン代表
    • 2021年 – UEFAネーションズリーグ2020-21(準優勝)

 

経歴

クラブ
クラブ 出場 (得点)
2021- スペインの旗 バルセロナB 3 (0)
2021- スペインの旗 バルセロナ 34 (2)
代表歴
2018 スペインの旗 スペイン U-15 4 (1)
2019-2020  スペイン U-16 5 (0)
2021-  スペイン U-18 3 (0)
2021- スペインの旗 スペイン 6 (0)

 

クラブ

 

地元のリアラ・バロンピエにてキャリアを始めた後、既にボールを扱う能力が他の子供より長けていたことから短い期間でレアル・ベティスとの契約を交わしたという。

 

ベティスではベンハミンA(U10)において驚異の96得点を記録したことから、レアル・マドリードとFCバルセロナ、ビジャレアルCFやアトレティコ・マドリードといった強豪クラブからの関心を集める存在となっていた。

 

2015年に本人の希望によってFCバルセロナとの契約を締結したもの、当時のバルセロナはFIFAからの補強禁止処分が発令されていたため、2016年1月まではプレーすることができなかった。

 

2016年1月4日に補強禁止処分が解けると、バルセロナが総勢76名の選手登録を行ったうちの1人として正式加入し、アレビンA(U12)に登録。

 

念願のバルセロナでのデビュー戦となったRCDエスパニョール戦では得点を奪うも、相手ゴールキーパーとの接触によって鼻を骨折したことで1ヶ月の離脱を余儀なくされたという。

 

彼の名前がさらに広まることになったのはラ・リーガ・プロミセスであり、2016年12月にインファンティルB(U13)のメンバーとして同大会に参戦。

 

因縁のライバルであるレアル・マドリードとの準決勝では2得点でチームを勝利に導き、続く決勝戦のアトレティコ・マドリードを相手にも6-1の大差で破り優勝に貢献したことで注目を集めている。

 

インファンティルBでは2017年6月にバッセフェルデ・カップのMVPを獲得したのを最後に、インファンティルA(U14)に昇格、2018年のメディテレーニアン・インターナショナル・カップ(通称MIC)にも出場した。

 

2018/2019シーズンからはカデテB(U15)に昇格し、カデテBでは20試合・17得点を記録したことからシーズン途中にはカデテA(U16)の試合にも出場している。

 

2019/2020シーズンはカデテAとして19試合・9得点を記録中だ。

 

2021年8月29日、第3節のヘタフェCF戦でトップチームデビューを果たした。

 

12月18日、第18節のエルチェCF戦でトップチーム初ゴールを決めた。

 

代表

 

2021年9月30日、UEFAネーションズリーグ2020-21に向けたスペイン代表に初招集された。

 

10月6日、UEFAネーションズリーグ・準決勝のイタリア戦で17歳62日の最年少デビュー(当時)を果たした。

 

2022年6月5日、UEFAネーションズリーグのチェコ戦では代表初得点をあげ、この得点がスペイン代表の最年少得点となった。

 

エピソード

 

とにかく負けず嫌いで、初招集の喜びを聞かれた時も「今は代表のことは話したくない。むしゃくしゃしている」とアトレティコ・マドリーに敗れた(0‐2)ショックでそれどころではなかった。

 

ガビのこの性格は入団時から変わっていない。

 

2016年、入団1年目の出来事だ。

 

当時ガビが所属していたアレビン(U-12)は宿敵のエスパニョールと対戦した。

 

その試合の最中、ゴール前でクリアしようとした相手DFの足と、ボールめがけてダイビングヘッドを試みたガビの顔面が直撃。

 

鼻骨を骨折した。

 

手術を要するほどの重症だったが、しかしその1週間後には練習に復帰した。

 

鼻を守るためにフェイスガードを着けて、呼吸がしづらい状況だったにもかかわらず、だ。

 

そして1か月後の復帰1戦目で、相手GKが飛び出してパンチングしようとするところを再び果敢にヘディングシュートでゴールを狙ったのだった。

 

カンテラでガビを指導したコーチは「まったく恐れない。物怖じすることがない」と評すれば、トップチームの関係者もこう同調する。

 

「パーソナリティが強い。努力家で、有り余るほどの才能を持っている」

 

2021年夏にも同様の出来事があった。

 

プレシーズンマッチで顎を骨折したが、練習を1度も休むことがなかった。

 

レオン・ゴレツカ(バイエルン)やマルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー)といった歴戦の猛者を向こうに回しても、恐れずに立ち向かい、球際で競り勝てるのはこのパーソナリティの賜物でもある。

 

ガビは、地元のクラブのリアラ・バロンピエでサッカーを始め、その後ベティスのカンテラに加入した。

 

当時から負けず嫌いで、入団直後のガビを指導したフェルナンド・カセレスも、「負けることを受け入れることができなかった」と述懐する。

 

ガビに引っ張られたチームは無敵の強さを誇り、参戦したポルトガルの国際大会も制した。

 

ちなみに決勝の相手がバルサで、ガビはハットトリックを達成。

 

その勢いは国内リーグでも止まらず、シーズンを通して100得点以上を叩き出している。

 

その才能に着目したのが当のバルサで、2015年に入団に合意。

 

加入直後から前評判通りのプレーを見せたが、その一方で、感情のコントロールの仕方を学ばなければならなかった。

 

クラブのスタッフが証言する。

 

「敗北を消化できなかった。落ち着かせなければならなかった」。

 

さらにこうも付け加える。

 

「ピッチを離れても少し手のかかる子でね…」

 

実際、その類のエピソードは事欠かない。

 

DNI(スペインの身分証明書)を5度紛失し、服をそこら中に脱ぎ散らかすものだから、チームメイトの服を着ているのは日常茶飯事。

 

靴ひもを締めていなくてもまるで無頓着で、スパイクをチームバスに置きっぱなしにする常習犯でもある。

 

その一方で、現在もラ・マシアで暮らすガビは、時間の許す限り、元チームメイトや年下の選手が出場しているチームの試合の応援に駆けつけている。

 

要はサッカーのことしか頭にないのだ。

 

友人によるとある日、大型のアパレルショップに立ち寄ると、スポーツ用品のコーナーに直行。

 

いつものようにボールを蹴り始めたという。

 

サッカーが大好きで、練習に明け暮れているうちに上達した。

 

まだまだ子供っぽいところもあるが、ことサッカーと勝負事になると誰よりも前のめりになる。

 

プレースタイル

 

ガビは長短のパスを使い分け、バルセロナの攻撃の舵を取る。

 

幼い頃からNo.10の役割を担っていた彼は、技術的な品質の高さと創造性に富んだプレーから天性の才を持った選手として評されている。

 

持ち前の得点力でウィンガーやセカンドストライカーの位置でもプレーできる器用さを持つが、現在はよりビルドアップに関与しておりボランチ(No.8)の位置までにプレー範囲を広げている。

 

ピッチ上のあらゆるゾーンにて違いを作り出す能力、素早い判断力は今後の将来に大きな選択肢を与えた。

 

ラ・マシアの伝統的スタイルからリキ・プッチとの比較は当然のようにあり、オールラウンダーなスタイルになっていることも一つの要因だろう。

 

将来的な中盤のマエストロになることは約束された存在だ。

 

バルサのカンテラ出身らしく足元の技術、状況判断に秀でている「バルサらしい」中盤の選手ですが、スピードがあり17歳の選手とは思えないほどフィジカル能力も高いです。

 

またデビュー戦のイタリア戦でも証明したように強いメンタルも兼ね備え、フィジカルコンタクトにも全く物怖じしません。

 

同ポジションの元バルサ、イニエスタをイメージしますが、個人的には、ガビはよりスピードがあって、より前でチャンスメイクをするタイプかと思います。

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