概要
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1961年10月23日(60歳) | ||
出身地 | ビトリア=ガステイス | ||
身長 | 187cm | ||
体重 | 86kg |
Andoni Zubizarreta
ポジションはゴールキーパー。
利き足は右。
優秀なGKを多数輩出するバスク地方の出身でスペインリーグ662試合出場というラ・リーガ史上最多記録を持つスペイン史を代表する世界的GK。
1980年代から1990年代にかけてスペイン代表とバルセナロナで活躍した。
ヨハン・クライフ監督率いる「ドリームチーム」と言われたバルセロナの正守護神だった。
獲得タイトル
クラブ
アスレティック
- リーガ・エスパニョーラ 1982-83, 1983-84
- コパ・デル・レイ 1984
- スーペルコパ・デ・エスパーニャ:1984
バルセロナ
- リーガ・エスパニョーラ 1990-91, 1991-92, 1992-93, 1993-94
- コパ・デル・レイ 1988, 1990
- UEFAカップウィナーズカップ 1989
- スーペルコパ・デ・エスパーニャ 1991, 1992
- UEFAチャンピオンズリーグ 1991-92
- UEFAスーパーカップ:1992
個人
- ドンバロンアワード:1987
- サモラ賞:1986–87
経歴
クラブ | |||
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年 | クラブ | 出場 | (得点) |
1980-1981 | ![]() |
0 | (0) |
1981 | ![]() |
7 | (0) |
1981-1986 | ![]() |
169 | (0) |
1986-1994 | ![]() |
301 | (0) |
1994-1998 | ![]() |
152 | (0) |
代表歴 | |||
1985-1998 | ![]() |
126 | (0) |
クラブ
バスク地方ビトーリアに生まれ、1977年にアレシャバレータユース、1979年アラベスユースに入った後、1980年にビルバオに入団します。
翌1981年9月19日にリーガデビューすると才能が開花し、82/83、83/84シーズンのリーグ連覇に貢献します。
この活躍によりバルセロナへ引き抜かれると、ウルティコエチェアからポジションを奪って正守護神となり、加入シーズンにドン・バロン誌主催のスペイン人最優秀選手に選出されます。
1988年にクライフ監督が就任すると、88/89シーズンのカップウィナーズ杯、国内カップの2冠に始まるバルセロナ黄金時代の守護神として、90/91シーズンからのリーグ4連覇や91/92シーズンのチャンピオンズ杯獲得など、「ドリームチーム」を最後尾から支えました。
1991-92シーズンのチャンピオンズカップ決勝ではサンプドリアと対戦し、ビアリ、ロンバルドの枠内シュートを防ぐなど、バルセロナのチャンピオンズカップ初優勝に貢献した。
しかし93/94シーズンのチャンピオンズ杯決勝ミラン戦での4失点が尾を引き退団。
バレンシアでの4年目を最後に、リーグ通算622試合という歴代最多出場記録を残して引退しました。
代表
1985年1月23日フィンランド戦で代表デビュー。
1984年欧州選手権決勝でミスしたアルコナダに代わり、1986年W杯予選に2試合、本戦では5試合出場してベスト8になります。
1988年欧州選手権は3試合戦うもグループリーグで敗退、1990年W杯予選は8試合で6試合を完封して本戦は4試合出場しますが、オシム監督率いるユーゴスラビアに敗れました。
1994年W杯予選は11試合出場して7試合完封し、本戦では準々決勝でイタリアに敗戦。
2年後の欧州選手権でも4試合戦いましたが、準々決勝でイングランドにPK負けを喫しました。
1998年W杯予選は10試合で5試合を完封、本大会では3試合に出場しますが、初戦のナイジェリア戦でミスから失点して敗れ、パラグアイ相手に引き分けたのが響いてグループリーグで敗退します。
また、カニサレスやカシージャスの台頭もあり引退しました。
1995年4月のアルメニア戦では、代表史上初の100試合出場を達成しました。
代表記録126試合。
エピソード
引退後の2001年から2004年まではアスレティック・ビルバオのクラブディレクターを務める。
2010年からはFCバルセロナのテクニカルディレクターに就任した。
しかしSDとしては多方面から無能の烙印を押され、会長からの信頼も失い、追放に近い形で2015年1月5日に同SDの契約を解消したことを公式サイトで発表した。
プレースタイル
1対1、ハイボール処理、正確なポジショニングとミスの少ない安定感やDFへの的確なコーチングが特長の世界的なゴールキーパーです。
抜群の安定感を持ち、スビサレッタの存在がチームに安堵感をもたらした。