エメリク・ラポルテ

概要

国籍 スペインの旗 スペイン
フランスの旗 フランス
生年月日 1994年5月27日(28歳)
出身地 フランスの旗 アジャン
身長 191cm
体重 85kg

 

Aymeric Laporte

 

ポジションはディフェンダー(センターバック、左サイドバック)。

 

利き足は左。

 

マンチェスター・シティで活躍するスペイン代表のディフェンダー。

 

フランス出身でアンダーカテゴリーではフランス代表を選択していた。

 

以前所属したアスレティック・ビルバオにおいては、1996-97シーズンにプレーしたビセンテ・リザラズ(フランス出身)に続いて2人目となるスペイン国外出身選手である。

 

獲得タイトル

クラブ

アスレティック・ビルバオ
  • スーペルコパ・デ・エスパーニャ:2015
マンチェスター・シティ
  • プレミアリーグ:2017-18, 2018-19,2020-21, 2021-22
  • EFLカップ:2017-18, 2018-19, 2019-20
  • コミュニティ・シールド:2018, 2019
  • FAカップ:2018-19

個人

  • PFA年間ベストイレブン(2018-19)

 

経歴

クラブ
クラブ 出場 (得点)
2011-2012 スペインの旗 CDバスコニア 33 (2)
2012 スペインの旗 ビルバオ・アスレティック 8 (0)
2012-2018 スペインの旗 アスレティック・ビルバオ 161 (7)
2018- イングランドの旗 マンチェスター・シティ 108 (8)
代表歴
2011  U-17フランス 11 (1)
2011-2012  U-18フランス 9 (0)
2012-2013  U-19フランス 12 (1)
2013-2016  U-21フランス 19 (1)
2021- スペインの旗 スペイン 15 (1)

 

クラブ

 

アヴィロン・バイヨンヌFCの下部組織でプレーしていたが、2010年にスペイン・バスク自治州のアスレティック・ビルバオの下部組織に移り、2012年にはビルバオ・アスレティック(Bチーム)でプレーした。

 

2012年11月28日、UEFAヨーロッパリーグのハポエル・イロニ・キラヤト・シュモナFC(イスラエル)戦でトップチームデビューし、フル出場した。

 

12月9日のセルタ・デ・ビーゴ戦(1-0)では試合終了間際に途中出場し、プリメーラ・ディビシオン(1部)デビューを飾った。

 

翌週のRCDマジョルカ戦では、マルセロ・ビエルサ監督によってスタメンに抜擢された。

 

同月には2015年7月まで契約を延長し、違約金は1800万ユーロに設定された。

 

2013年1月14日には、かつてウスタリツが付けていた背番号4番がラポルテに渡された。

 

2013-14シーズンにはチームメイトのアンデル・イトゥラスペと共にリーガ・エスパニョーラのベストイレブンに選手された。

 

2018年1月29日、アスレティック・ビルバオはラポルテとの契約が解消されたことを発表した。

 

スペインプロリーグ機構ラ・リーガに対してラポルテとアスレティックの契約解除金が預けられ、ラ・リーガ側がそれを認証したことを報告している。

 

翌日30日、マンチェスター・シティと2023年までの契約を締結した。

 

8月25日、リーグ第3節ウルヴァーハンプトン戦にて移籍後初ゴールを決めた。

 

2019年2月22日、クラブとの契約を2025年まで延長したことを発表した。

 

代表

 

U-17、U-18、U-19世代のフランス代表に選出されたことがある。

 

2012年にはU-19フランス代表としてUEFA U-19欧州選手権に出場した。

 

しかし、フル代表選出までには至らず、2021年5月にスペイン代表での出場を検討しているらと報じられ、5月13日にスペイン国籍を取得。

 

これによりスペイン代表でのプレーが可能になった。

 

5月23日にUEFA EURO 2020に向けてのスペイン代表に選出された。

 

2021年5月24日、前述の通り、代表をスペインへと変更したため、UEFA EURO 2020を戦うスペイン代表24人に選出された。

 

そのEURO 2020では、ベスト4でイタリア代表に敗戦するまでの全6試合に出場し、グループステージ最終節のスロバキア代表戦では、5-0での大勝に繋がるA代表初ゴールを記録した。

 

エピソード

 

ラポルテはフランス代表に長らく呼ばれていなかった。

 

フランス国内でもラポルテ待望論が流れるほどラポルテは実績と実力が備わっているのに招集はされなかった。

 

理由は二つある。

 

理由の一つ目は単純にデシャン監督のプレー面以外の評価が低かったことだ。

 

デシャン監督はラポルテのシャイな性格を少し不安視しており、ロッカールームで馴染むのにも時間がかかる選手であることから招集を見送ったとされている。

 

確かにラポルテはシャイでおとなしい性格でピッチ上でも寡黙だ。

 

センターバックとしてその性格は少し相方によってはマイナスになってしまうかもしれない。

 

さらにはフランス代表のセンターバックが優秀すぎる点も挙げられる。

 

ラポルテが呼ばれなかった当時のセンターバック陣はキンベンペ、ウンティティ、ヴァラン、リュカ・エルナンデス、ラングレらの調子が良く、現在もウパメカノといった新たなタレントが続々と登場している。

 

試合に出れていない状況を踏まえると、ラポルテの招集が見送られていたのは妥当だろう。

 

プレースタイル

 

CBの能力であるスピードや俊敏さは平均レベルであるものの、ラポルテがポジション確保している理由はビルドアップ能力の高さにあります。

 

相手のプレスを剥がし、ボールキープをし、最終ラインで攻撃のリズムを作り上げ、後方からゲームメイクを行います。

 

そのパス精度を生かし、中盤のフェルナンジーニョやストーンズらとビルドアップをしていきます。

 

時には、逆サイドでプレーするベルナルド・シウバなどに鋭いロングパスを出すことがあります。

 

この形は、ラポルトの特徴の1つです。

 

また、縦パスを入れるタイミングも素晴らしい。

 

ラポルテがペップに重宝されている点は左利きである点だ。

 

スムーズにビルドアップすることができるのでペップの理想とするポゼッションサッカーにフィットする。

 

状況判断、パスの精度ともに間を大切にするサッカー文化を持つスペイン、アスレティック・ビルバオのもとで磨いていたため、ペップシティにもすぐに順応した。

 

現実、ラポルテのビルドアップ能力はマンチェスターシティの選手の中でも1、2を争うほどだ。

 

怪我明けのリヨン戦でのチャンピオンズリーグ準々決勝、前シーズンのトッテナムとのチャンピオンズリーグ準々決勝では軽率なビルドアップミスで評価を下げてしまったがプレミアリーグで見せていた能力の高さは揺るがないものだろう。

 

実際、ラポルテのキックは凄まじく、ラポルテにしか蹴ることのできない弾道のボールも存在する。

 

逆サイドへライナー性の伸びていくボールを蹴ることは同ポジションの最高峰フィルジル・ファンダイクには不可能だ。

 

総合能力の高い守備力も魅力のひとつ。

 

釣り出された時の一対一には少し不安があるものの、ラポルテの持つカウンター対応能力の高さはマンチェスターシティのハイラインにとって重要なピースだ。

 

さらに同ポジションを務めていたオタメンディと違って、不用意に勝負をすることはまずなく冷静に相手に対応することができる。

 

フィジカル的にも全くプレミアリーグでは問題にならないレベルでクレバーさと強さを持った選手だ。

 

そして空中戦はラポルテの強みの一つだ。

 

ロングボールやクロスを跳ね返すのはもちろん、フィジカルに任せただけの空中戦ではなく、競り合う前の準備をしっかりしている点は非常に評価が高い。

 

セットプレーでもターゲットマンになり、ヘディングでバンバン点を決めている。

 

ラポルテの良い点の一つは左サイドバックでも起用することができることだ。

 

何かとマンチェスターシティの左サイドバックは不安定になりがちな中、守備力が他の左サイドバックに比べて高いラポルテは守備を安定させる目的で左SB起用される。

 

攻撃力は流石に本職に劣るものの、守備面で強みを持っている。

 

すでに高い守備能力を有していますが、フランス代表のヴァランやウンティティと比べると見劣りしてしまうのが現状です。

 

それゆえ、最高のビルドアップ能力があるラポルテだからこそ、対人守備の強さを磨けば、世界最高峰のDFと呼ばれる日がくるかもしれません。

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