概要
国籍 | ![]() ![]() |
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生年月日 | 2001年3月24日(21歳) | ||
出身地 | ボンディ | ||
身長 | 193cm |
William Saliba
ポジションはディフェンダー(センターバック)。
利き足は右。
アーセナルで活躍するフランス代表のディフェンダー。
ヴァラン2世と言われるほどの逸材で、ディフェンス力に高い定評がある選手です。
若きヤングスターがそろう新星アーセナルで飛躍を遂げる若きディフェンスリーダー。
獲得タイトル
クラブ
- アーセナル
- FAコミュニティ・シールド:1回(2020)
経歴
クラブ
6歳のときにキャリアをスタートさせ、キリアン・エムバペの父親から指導を受けた。
2016年からASサンテティエンヌのユースチームに所属し、2018年にトップチーム昇格した。
2019年7月25日、アーセナルFCはサリバを獲得したことを発表した。
2019-20シーズンはそのままASサンテティエンヌにローン移籍することも発表された。
2020-21シーズン前半はELの選手登録リストから漏れ、プレミアリーグやリーグ杯は全てベンチ外であったためトップチームで出場機会が無かった。
そのため、2021年1月4日にシーズン後半からOGCニースにシーズン終了までローン移籍することが発表された。
2021年7月15日、オリンピック・マルセイユにローン移籍することが発表された。
マルセイユで活躍し21-22シーズンのリーグ・アン年間最優秀若手選手賞を受賞した。
22-23シーズンにローンバックでアーセナルに復帰。
2022年8月5日、22-23シーズンのプレミアリーグ開幕戦となるクリスタル・パレスFC戦で先発フル出場しアーセナル加入から4季目にしてついにプレミアリーグデビューを果たした。
同年8月20日、プレミアリーグのボーンマス戦でチームの3点目となるアーセナルでの初ゴールを決めた。
代表
フランス代表として各年代でプレーしている。
2022年3月の代表戦でフランス代表に初招集された。
同年3月25日、親善試合コートジボワール代表戦で58分から途中出場しフランス代表デビューを果たした。
エピソード
サリバはカメルーンにルーツがありフランスのセーヌ=サン=ドニ県にあるボンディという地域で生まれ育ちます。
ボンディはパリ郊外に位置し、パリのベットタウンとして多くのアフリカ移民が移住している地域となっています。
ボンディ出身の有名人はパリ・サンジェルマンに所属するキリアン・ムバッペがあげられます。
そのような地域で生まれ育ったサリバは、2008年(当時6歳)に地元のASボンディというチームでサッカーを始めます。
ASボンディはキリアン・ムバッペの父ウィルフレッド・ムバッペがコーチを務めるチームで、ウィルフレッド・ムバッペから厳しい指導を受けていたそうです。
ちなみに幼少時代からのアーセナルファンだったそうで、嘘じゃなく本当です。
プレースタイル
サリバは1対1の守備が上手いセンターバックです。
相手の動作をギリギリまで確認し、ドリブル突破を仕掛けてきた場合は足を延ばしてボールを奪います。
193cmと脚が長いため相手選手もかわすのが難しい選手です。
それに加え、フィジカルが強く競り合いに勝ってボールを奪うシーンも多々見られます。
またタックルが上手くファウルが少ないという点もサリバの強みです。
さらに守備における予測も素晴らしいプレイヤーです。
例えばパスコースやシュートコースを読んで事前にカットしたり、ボールへの素早い寄せでセカンドボールを回収したり。
また193cmの身長を活かして相手のロングボールやクロスを防ぐシーンも見られます。
相手のチャンスシーンを未然に防ぐプレーも得意としている選手です。
ボールを中盤や前線の選手につなぐプレーもサリバが得意としているプレーの1つです。
ボールを奪ってからのドリブルでの持ち上がりや相手に囲まれる場合もフィジカルを活かしてボールをキープして味方につなぐことができます。
スペースがある場合は、積極的に持ち上がる選手です。
また中盤への縦パスや前線へのロングフィード、幅を取っているウイングへ展開するロングパスなど攻撃の起点を作るパスを得意としています。
サイドバックで起用される場合は左サイドへのサイドチェンジをするシーンも見られ、パスの精度も悪くありません。