概要
| 国籍 |  コロンビア |
||
|---|---|---|---|
| 生年月日 | 1971年12月9日（51歳） | ||
| 出身地 | メデジン | ||
| 身長・体重 | 174cm、74kg | ||
Víctor Aristizábal
ポジションはフォワード（セカンドトップ、センターフォワード）。
利き足は右。
愛称は「アリスティ」、「アリスティゴル」。
1990年代から2000年代にかけて活躍したコロンビア代表のストライカー。
「サッカー王国」と呼ばれるブラジルの国内リーグ（カンピオナート・ブラジレイロ）において外国人最多得点記録を保有している。
またコロンビア国内においても348得点を挙げており、中でもアトレティコ・ナシオナルでは200得点以上を挙げクラブ最多得点記録を保有している。
獲得タイトル
クラブ
アトレティコ・ナシオナル
- フットボルプロコロンビアーノ: 1991、1994、1999、2005-I, 2007-I, 2007-II
- コパ・インターアメリカーナ: 1990、1995
- コパ・メルコノルテ: 2000
クルゼイロ
- カンペオナート・ブラジレイロ・セリエA: 2003年
- コパ・ド・ブラジル: 2003年
- カンペオナート・ミネイロ: 2003年
コリチーバ
- カンペオナート・パラナエンセ: 2004年
代表
コロンビア代表
- コパ・アメリカ: 2001年
個人
- コパ・アメリカ得点王:2001
- コロンビアリーグ 得点王:2005-I
経歴
| クラブ | |||
|---|---|---|---|
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) |
| 1990-1994 |  アトレティコ・ナシオナル |
142 | (70) |
| 1994 |  バレンシア |
7 | (0) |
| 1994-1996 | アトレティコ・ナシオナル |
38 | (17) |
| 1997-1998 |  サンパウロ |
25 | (9) |
| 1998-1999 | サントス |
11 | (2) |
| 2000 | アトレティコ・ナシオナル |
25 | (13) |
| 2001 | デポルティーボ・カリ |
28 | (14) |
| 2002 | ヴィトーリア |
21 | (10) |
| 2003 | クルゼイロ |
36 | (21) |
| 2004 | コリチーバ |
25 | (6) |
| 2005-2007 | アトレティコ・ナシオナル |
85 | (49) |
| 代表歴 | |||
| 1993-2003 | コロンビア |
66 | (15) |
クラブ
アトレティコ・ナシオナルでキャリアをスタートさせ、1990年から1996年までプレーした。
ナシオナルでコロンビアリーグを2度制した後、ブラジルに渡る。
サンパウロとサントスでプレーした後、ナシオナルとデポルティーボ・カリで2シーズンを過ごした。
2002年、再びブラジルに渡り、ECビトリア、クルゼイロ、コリチーバでプレーした。
また、コロンビアの歴代得点王でもあり、348ゴールを挙げている。
そのうち、約200ゴールはアトレティコ・ナシオナルで挙げたもので、同クラブでは得点王でもある。
アトレティコ・ナシオナルで6度の優勝を果たした唯一の選手である。
2007年11月、膝の故障のため現役引退を表明。
代表
コロンビア代表において絶対的なストライカーであった。
1994 FIFAワールドカップで出場機会は得ることが出来なかったが、1998 FIFAワールドカップではグループステージで敗退したものの全3試合に出場した。
また、その他の国際大会でも活躍し、コパ・アメリカ2001では大会得点王に輝いた。
2006 FIFAワールドカップ・南米予選開催中に代表引退を表明。
ブラジル代表に敗れ本選出場の道が断たれた事に対し幻滅し、この試合でライバルであるフアン・パブロ・アンヘルが活躍したためと言われている。
エピソード
引退試合
2008年7月12日にエスタディオ・アタナシオ・ヒラルドで行われた引退試合には45,000人のファンが集まり、カルロス・バルデラマ、エンツォ・フランチェスコリ、アレックス・アギナガ、レネ・イギータなど錚々たるメンバーが彼の引退試合に華を添え、この試合で彼はオーバーヘッドキックでゴールを決め盛り上げた。
プレースタイル
テクニカルなストライカー。
1.5列目でも活躍できるようにチャンスメイクにも秀でる。
絶妙なトラップやドリブルにパスとセカンドトップで必要とされる能力もある。
決定力が高く、トップの選手としても優秀。
