概要
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1996年6月12日(27歳) | ||
出身地 | カトロ | ||
身長 | 187cm | ||
体重 | 83kg |
Davinson Sánchez
ポジションはディフェンダー(センターバック)。
利き足は右。
2010年代から2020年代に活躍するコロンビア代表のディフェンダー。
アヤックスやトッテナムで活躍し、トッテナムでは2018-19シーズンにCL準優勝に輝いた。
コロンビア代表としても現在の代表チームの守備のリーダーとして活躍中だ。
獲得タイトル
クラブ
アトレティコ・ナシオナル
- カテゴリープリメーラA: 2013アペルチュラ, 2013Finalización, 2014アペルチュラ, 2015Finalización
- コパコロンビア: 2012年, 2013年
- スーパーリーガコロンビアナ: 2016年; 準優勝: 2014年, 2015年
- コパリベルタドーレス: 2016年
- コパスダメリカーナ 準優勝: 2016年
アヤックス
- UEFAヨーロッパリーグ 準優勝: 2016 – 17
トッテナムホットスパー
- EFLカップ 準優勝: 2020 – 21
- UEFAチャンピオンズリーグ 準優勝: 2018 – 19
代表
コロンビアU23
- CONCACAF – 2016年夏季オリンピックのCONMEBOLプレーオフ: 2016年
個人
- アヤックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー ( Rinus Michels Award ): 2016 – 17
- UEFAチャンピオンズリーグブレークスルーXI:2017
経歴
クラブ
ダビンソン・サンチェスは1996年に生まれ、街クラブであるアメリカン・デ・カリではじめ、頭角を表しアトレティコ・ナシオナルへと移籍する。
2013年にわずか17歳でプロデビューも果たした。
その後サンチェスに対し、FCバルセロナ、アヤックス・アムステルダム、CRフラメンゴといった有力チームが興味を示す。
500万ユーロでアヤックスに移籍すると、ダビンソン・サンチェスは加入一年目からアヤックスに即フィット。
加入一年目のセンターバックにも関わらず定位置を確保し32試合6ゴール2アシストの超好成績で16-17シーズンの南米最優秀若手選手賞を見事に受賞。
アヤックスでの大躍進によりトッテナムに4200万ユーロというトッテナム史上最高額で移籍した。
ポチェッティーノ政権でアルデルヴァイレルトやフェルトンゲンらといった名ディフェンダーらとポジション争いを繰り広げながら、試合に出場。
チャンピオンズリーグ決勝までトッテナムがたどり着いた夢のメンバーの一員となった。
代表
プロデビューした2013年から、各世代のコロンビア代表に選出され、2016年にフル代表デビュー。
2018年ワールドカップでもベスト16でイングランドに敗れるまでの全4試合に出場した。
エピソード
ダビンソン・サンチェスは現在結婚しており、一児のパパでもあります。
ダビンソン・サンチェスのパートナーはダニエラ・レイナさんです。
ダビンソン・サンチェスとダニエラ・レイナさんはサンチェスが18歳の時に出会い、そこから4年間の交際期間を経て結婚。
現在はダビンソン・サンチェスと子どもと共にスパーズのホームタウンであるロンドンに暮らしています。
ダニエラ・レイナさんはどうやらかなりの高学歴のようでビジネスを専攻していたようです。
そして今は専攻を生かして経営者として働いているようです。
英語の勉強について
ダビンソン・サンチェスはトッテナム・ホットスパーに加入するより前に英語圏のクラブに所属していたことがなかったため、トッテナムに来てから英語を勉強することとなった。
その際にはネットフリックスを活用して勉強したようだ。
頑張って英語音声の状態でドラマを見てよくわからなかったら英語字幕をつけてみるということを徹底していたらしい。
その際見ていたのが”Homeland”、”Breaking Bad”、”Peaky Blinders”の3つだったとか。
「クラブ内だけで英語は学びたくないんだ。家にいる時も英語を学びたい。なぜなら英語は僕がピッチにいる時に助けてくれるからね。」
結構、裏社会系のジャンルのドラマが好きなダビンソン・サンチェスだがインタビューには誠実な理由としっかりとした英語で答えていた。
プレースタイル
ダビンソン・サンチェスは、フィジカルが強く、身体能力を活かした守備が持ち味の選手。
身長187cmの身長に加え、ジャンプ力もあるので空中戦はめっぽう強いです。
フィジカルの強さだけでなく、スピードも持ち合わせています。
裏のスペースに出されたとしても、ダビンソン・サンチェスは、すぐに追いつきカットをしてくれます。
幅広くカバーしてくれるので、味方としたら安心できます。
ダビンソン・サンチェスの最大の魅力は身体能力の高さだ。
スピードとフィジカルどちらもレベルも非常にハイレベル。
まずは空中戦について、ダビンソン・サンチェスのジャンプ力はフィジカルモンスターが多いプレミアリーグにおいてもずば抜けている。
セットプレーやコーナーキックでは相手にとって脅威であるし、味方には心強い。
大型センターバックは概して足があまり速くない選手が多い。
ダビンソン・サンチェスも大型センターバックに分類されるが、足はめちゃくちゃ早い。
ダビンソン・サンチェスは裏を取られることが多いという欠点があるが、その足の速さでなんとかできてしまう。
一人だけ裏抜けした選手に追いついてしまうことはしばしばある。
この足の速さはカバーリングや裏抜けに対してだけでなく、サイドに釣り出された際の対応でも生きる。
スピードが売りのウイングやサイドバックに対して優位な状態で戦うことができるので、味方としては非常にありがたい存在だろう。
スラリと足が長く深いタックルを入れられる上に、体も強いのでボール奪取能力は非常に高い。
先に述べたようにダビンソン・サンチェスは裏を簡単にとられてしまうシーンが多い。
要はポジショニングがあまり良くないことが多いということでもあるのだが、その理由は彼のフィジカル能力にある。
サンチェスのフィジカル能力であれば多少のポジショニングのミスがあっても自慢のスピードで補えてしまうことが多い。
この特性がポジショニングの修正を怠ることにつながっているかもしれない。
彼とは対照的にファン・ダイクはダビンソン・サンチェスにも負けないフィジカルを持っているが、それに加えてファンダイクはポジショニングが的確だ。
サンチェスもポジショニングさえ改善すれば怪物ディフェンダーに仲間入りするのだが、、、
加えてダビンソン・サンチェスはかなり相手についていく守備を得意としている。
それが彼の強みでもあるのだが、場合によっては弱点にもなり得る。
対人能力が非常に高いので潰せる時にはチャンスにもなるし、もし潰せなかったらリスクが大きい場面もある。
ダビンソン・サンチェスは説明したように結構動き回って相手を捕まえる選手だ。
どっしりと危ないところを潰して待ち構えるセンターバックとは違う。
そこは彼のストロングポイントである。
ダビンソン・サンチェスの弱点はパスミスの多さ。
センターバックの選手ですので、パスミスした場所によっては致命傷になってしまいます。
中盤のポジションを経験していたからだと思われますが、難しい?パスを選択する傾向があります。
チャレンジなので良いかもしれませんが、しくじるととんでもないことになります。
ただ、失敗しても自ら取り返せるのでやっているのかもしれません。
チームメートや監督からしたら、やめてほしいことです。